2017年08月13日 | ブログ

小倉で創業87年 刃物専門店「倉一文字」


魚町銀天街にある「倉一文字」()は、本職用の和包丁、家庭用包丁から鋏、工具まで、なんでも揃う刃物の専門店だ。

 

店内に入ると、そこだけ時が止まったようにも感じるその空間には、包丁を始めとした刃物が所狭しと並んでいる。

 

店主の泰松征司さんは、「刃物は研ぎながら使うことが大前提。研ぎの本質は元の形に戻すこと。言い換えるなら、形ある限り保証しなければいけないということです。」と語る。

 

つまり、「倉一文字」は刃物を売っているだけではなく、しっかりしたメンテナンスを行い、預かった刃物は新品同様の切れ味にしてお返ししている。

 

購入した刃物に刻印されている「倉一文字」は、一生無期限の保証書でもあるわけだ。

 

「倉一文字」の創業は1930年(昭和5年)と古く、小倉の「倉」に、名刀「一文字」から、「倉一文字」の銘を切り、お客様に満足していただける刃物の証としたのがはじまりた。

 

泰松店主は、「道具を使って何かを直したり、何かを作ったりする。その多くは家族のためです。だから道具を大切にすることは、ある意味では家族を大切にすることでもあると思うんです。」とも話されていた。



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