2018年05月16日 | ブログ

ギラヴァンツ北九州GK高橋拓也選手に直撃インタビュー




「北九州って、住宅が安いですよね!」
彼が「みんマイ」をパラパラとめくって発した第一声だ。

 

ミクニワールドスタジアム北九州(通称:ミクスタ)でギラヴァンツ北九州のゴールマウスを守り、選手たちに大声で指示し、鼓舞する姿が印象的なゴールキーパー・高橋 拓也選手(写真)。世界でもまれな海に面したミクスタならではのことだが、プレー中のボールが場外の海に落ちるという世界初の「海ポチャ」を「みんマイ」でも既報なので、ご存知の読者の方もいるかもしれない。2017年にその「海ポチャ」第一号を生んだ選手が、今回お話をうかがった高橋選手だ。

 

1989年生まれの彼は神奈川県育ち。横浜F・マリノスジュニアユース追浜を経て、日大藤沢高校、神奈川大学、その後、Y.S.C.C.横浜、横浜F・マリノスと、神奈川県以外で生活したことのない彼が北九州に来て2年目。家族を連れての移籍に、最初は不安もあったという。

 

「横浜から北九州に来る時にはちょっと怖い印象がありました。横浜ではニュースでしか北九州に触れる機会はなく、家族と暮らしていく不安もありました」。そんな北九州に実際に来て、その土地の印象がガラリと変わったようだ。「小倉駅前などはとても栄えていて、自分の持っていたイメージとはだいぶ違った明るい街でした。駅から離れた小倉南区とかは住みやすくて静か。良い街だなと思いました」。

 

高橋選手の家族は、奥さまと2歳のお子さん。お子さんが8カ月の時に移籍してきたとのことだが、子どもを育てる土地としての北九州も気に入った様子。「北九州は子どもを育てやすい環境が整っていて。横浜としか比べられませんが、北九州は芝生の公園がすごく多い。人も、敷地の面積に対して、良い意味で多くないから、のびのびとできると妻と話しています」。聞けば、高橋選手を支える奥さまも北九州を気に入っているご様子。「妻が育てやすいと言っているので間違いないと思う」と語ってくれた。

 

オフは基本的に家族と一緒に過ごすというマイホームパパの高橋選手。北九州に来てすぐは市内のあちこちに出かけたという。「最初の頃は雑誌に載っているような場所に行きました。鍾乳洞だったり、河内の藤棚に行ったり。小倉駅周辺にも行きました。門司港も、子どもが鉄道好きなので、鉄道記念館はすごく喜んでいて。新幹線に乗れば博多もすぐに行けるし、車に乗れば山口に行くにもいいですし」。
九州の自然の多さも高橋選手ご夫妻の心をつかんだようだ。「九州ってすごく自然のものも多いし、横浜にいたらなかなか来られない場所なので、今のうちに九州のいろいろな所に行きたいねと話しています。」横浜ではどこに行っても人ばかりで、カフェに行きたくても並ばなければいけないとのことで、ほどほどに都会で、ほどほどに田舎の北九州は高橋選手に気に入ってもらえたようで安心した。

 

今年から北九州に来た選手に、北九州の先輩住人として勧めた場所はあるかと聞いてみると、普段のチームの中でいろいろな選手が教えあっているとのことだった。「みんな、食べ物がおいしいという話になる。僕も今では甘いしょうゆじゃないと駄目」と笑った。「おいしい食べ物が多いし、北九州の人たちって初見、ちょっとツンツンしているけど、ちょっと話すと気さくな人・明るい人が多いですよね。北九州はずっと住みたいなと思う街。これというすごく大きいテーマパークがあるとかそういう良さではなく、日常の中にのんびりできる場所もあれば、明るくみんなで楽しめる場所もある、そこが僕は好きです」。

 

今後、北九州にいるからこそ、行ってみたい場所を聞いてみた。「結構あちこちに行っているんですよね。皿倉山も行きました。子どもが小さいので、子どもがもう少し大きくなれば海とか行ける場所が増えるだろうけれども。北九州ではなく、九州全体でなら、宮崎の高千穂峡に行ってみたいと家族で話しています。大分に行く時の高速を通れば行けるんですよね?」
そんな話をしている中、「北九州って温泉はないんですか?」と逆取材を受けた。北九州でのんびりできる温泉地があればという高橋選手は、別府や湯布院には行ったことがあるという。自身の体のオーバーホールはもちろんのこと、温泉に行けば、家族全員が休める。奥さまも家事を休めてゆっくりできるから良いと話してくれた。「みんマイ」スタッフも北九州市内にゆっくりできる温泉地は思い浮かばなかったので、これを見ている方でオススメの場所がある人は是非高橋選手に教えてあげてほしい。
それにしても、本当に家族のことを一番に考える、いい旦那さん、いいお父さんだ。

 

高橋選手に、「家」についてのこだわりを伺ってみた。「僕は家族と話していて、やっぱり家ってすごい大事だよね、そこは絶対ケチんないようにしようねと言っています。家は家族みんなで過ごす場所なんで。家を選ぶ絶対条件は日当たりがいいこと。家に入った瞬間に今日は何かいいことがありそうだなとか、カーテンを開けた時に気持ちいいなと思えないと嫌じゃないですか。運気が良さそう、じゃないけれど、そういうのが結構大事で。広いリビングでみんなで一緒にいる時間が増えればいいなと思う。」
若手の選手と外食をすることはあっても家に呼ぶことはないそうで、家族でゆっくりできるくつろぎの空間が「家」であり、高橋選手の力の源なのだなと感じた。
「家のまわりは、ちょっと栄えている場所よりも、離れている方が良いです。基本、車で移動するので、何かあれば車でどっかに行けばいいし、高速道路の近くっていうより、もっと静かでのんびりしている場所の方が住むのにいいと思う」。

 

温泉の話の時に奥さまが家事を休めるという話もあったので、家で何か家事の手伝いをしてるか聞いてみると「これは『オレがやってます!』と言うと、『私が何もやってないみたいじゃん』って言われそうで、そこまでやってますとは言えないんです」と笑いつつも、「料理はしたいという日があるけれど、『ここに塩』とかそういう妻の毎日のセッティングを壊すのも…。だから料理は妻に任せています。他には、子どもとお風呂に入ったり、妻がお風呂に入れる時は僕が皿を洗ったり。最近、寝かしつけは僕だとグズるのでしないですが、子どもと二人で公園に行って、その間に妻を休ませてあげたり、そんな程度です。結構育児はしっかりやってます。この仕事は午後の方が家族と関われる時間が長いので、できるだけ一緒にいたいと思っています」。出かけた公園で2歳のお子さんとサッカーをやることもあるという。「子ども相手だとゴムボールを買うことも多いだろうけど、公式の1号球を買って、ボール蹴ってます」。お子さんもホームゲームには毎試合スタジアムに来られているようだが  「肝心の試合は観ていないみたいですけれど、子どもが物心つくまでサッカー選手はやっていたいです」と、笑顔で語ってくれた。

 

高橋選手にとっての力の源になる家。そこでのこだわりの家具について伺った。「基本的に色とかそういうのは妻が選びますが、みんなで座れるソファは大事かなと思う。夜、のんびりする時間に、家族みんなでソファでテレビを見たりするのが結構良い。あると便利。ゆっくりできます。あとは職業柄睡眠が大事なので、ベッドは広いものでしっかり眠れるようにしています」。

 

高橋選手ご一家には、夏にはもう1人家族が増えるという。新しい家族との思い出も、北九州でぜひ増やしていただきたいです。
そして、こだわりの家で英気を養い、ピッチでの力の源にして、今シーズンを戦っていくことだろう高橋選手。今後の活躍をぜひ注目しましょう。



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