2018年08月06日 | ブログ

篠原けんじ氏インタビュー(3) 「北九州!」と叫ぶことができる場所




前の記事は、こちらです

https://www.myliving.info/blog/27676/

今年4月1日、シノケンこと篠原けんじ氏(写真)のインスタグラムでの発言がギラヴァンツ北九州のサポーターの中で話題となった。以下のような内容だ。

 

【勝てないのは俺たちサポーターのせい】 またアディショナルタイムの失点。前半凄く良かったのに最後はこうなるのは何でだろう。 2年前に学んだはずなのに変わってない。 これはもう、選手とかチームとかのせいとかじゃない。 俺たちサポーターのせいなんだろう。 サポーターが勝ててないから、チームも勝てない。 チームや選手が「自分の責任です」と言うのは簡単。 そうじゃない。 「負けはサポーターのせい」だと思ってプレーして欲しい。 俺たちサポーターのレベルの低さを選手やチームが俺たちに見せつけているだけ。 いや、これ以上どう応援しろと言うんだよ。

篠原けんじさん(@shino_kenji)がシェアした投稿 –

サポーターの間では賛否両論いろいろあった発言だが、今回、その真意を篠原氏に聞いてみた。

「実はあれは選手に言いたいことで、ギラヴァンツ北九州が弱いのはサポーターのせいだということによって、選手の人たちにサポーターのせいになっているという責任を感じてほしいんです。選手は絶対にサポーターのせいにしたくないはず。自分たちの責任だと。でも、選手に『僕たちの責任だ』と言われて、『じゃあ(勝つ試合を)やってくださいよ』と言っても出来ない。選手たちが自分の責任にするのは簡単。それならば『お前ら(チーム)が負けると、俺たち(サポーター)のせいなんだよ』と連帯責任感を出すと、みんな、他人のためなら頑張れるじゃないですか。今、チームが弱いのはサポーターのせいなんだ、だから勝ちなよと選手に言いたいんです」

 

「どれだけの人たちが僕の書き込みを見ているかはわからないけど、ネットでつぶやいたのは実はサポーターの人たちに言いたいのではなく選手に言いたかったし、見てほしかったんです。だから僕はサポーターがどうこうではなく、選手に『あなたたち選手が変な試合をすると僕たちがしょうもないサポーターだと見られるんだよ。あなたたちは『最下位なのはどうせ自分たちのせい』だと言うんだろうけれど、自分たちが最下位だというのであれば、僕たちも『最下位のサポーターだ』というレッテルを貼られるんだよ。だから頑張ってよ』というのを伝えたかったんです」

 

「試合を見てもちろん勝利のために頑張っていてくれることを前提だと思う。だけれども、選手たちも人間なので、話を聞くと複雑な思いもあったりするようで『そんなことは関係なしに僕たちは応援しているんだから全力でやってくれよ』と思うんだけど、そこにもう一歩・二歩、選手が足を出すためには、『あなたたちの一つ一つのプレーが僕たちの評価につながっている、あなたたちの評価だけではないんです』と思ってほしい。そういう意味でギラヴァンツが弱いのは選手のせいでもあり、僕たちサポーターのせいでもあるというふうにするべきだと思う」。

 

先の発言がネットで物議をかもした後、「シノケン、ごめんね。頑張るからさ」と、ある選手に直接言われたという。篠原氏の伝えたい真意は伝わるべき選手のところには伝わっていた。野球少年だった篠原氏はしっかり「サポーター」になってこの地で言葉を発している。

 

篠原氏のギラヴァンツ北九州への思いは本当に熱い。
「ギラヴァンツに関しては、楽しいサッカーをしてほしい。面白いサッカーを見られたらいい。勝ち負けに左右されないサッカーをしてほしい。勝ったから見に行く、負けたから見に行かないという流れではなく、ギラヴァンツが好きだから応援する、それでなおかつ勝てたらハッピーだというのがスポーツの楽しみ方としては一番いい。それに、よく黒崎の友人と飲んでいて聞くんです。大きな声で『北九州!』と叫ぶことがあるかって。ミクスタは正々堂々と『北九州!』と叫べる場所なんです。その場所と機会を与えてくれるこのチームを応援し続けたい。住んでいる人たちが狂うぐらいに北九州を好きになってほしい、好きになってほしいと思う」。そのために出来ることは何でもやりたいという。

 

サッカー以外でも大好きな北九州へのさらに深い関わりを持つためのアプローチの方法も考えている。今年からは、公益財団法人福岡県中小企業振興センター 福岡県よろず支援拠点で、中小企業へ経営相談コンサルティングコーディネーターとして、売り上げ拡大や経営改善のアドバイスを行っているとのこと。実は平成28年に実演販売士として、とある販売店でスマートフォン端末の通常時店舗売上の120倍の売り上げを記録し、「日本一の実演販売士」となった経験も持つ篠原氏ならではの仕事だ。また、年間ロケ数200本以上、インタビュー数1500人以上を経験していることから、相談を受ける会社が「メディアが取材したくなる企業」になるためのアドバイスも行っている。さらに今後の取り組みやアイデアも豊富で、今後の活躍が楽しみだ。

 

北九州に関わる全てが好きなシノケンさん。今後も幅広い面から「北九州」のサポーターとして活動してくれるだろう。

 

(了)

 



タグ : , , , ,